レポート
REPORT
2026/06/06
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【郁文館高校】2年生が「未来型修学旅行PBLツアー夕張」を実施しました
郁文館の修学旅行は、PBLツアー※(Project / Problem Based Learning)といい、現地で全身を通して感じる「リアル」が生徒たちの探究心に火をつける、社会探究型フィールドワークです。高校1年生から探究してきた「仮説」を基に、現地で全身を通して「リアル」を体験し、学校に戻ってからの探究活動を加速させる郁文館独自の研修内容となっています。今回は“夕張PBLツアー”の様子をお伝えします!
※年度によりプログラム変更の可能性がございます
郁文館高校 夕張PBLツアー
| 目的 | 財政破綻を乗り越えた地域を題材に、自治体が存続するための地方自治のあり方を探究する |
かつては炭鉱の街として栄えた夕張市。エネルギー革命による閉山などを経て、約20年前に財政破綻が表面化。全国唯一の「財政再生団体」となった自治体です。
財政破綻の苦難を乗り越えてきた街の過去と今を題材に、自治体が存続するための「地方自治のあり方」を探究。これから本格的な人口減少社会を迎える「日本の未来」を考えるため、5月26日(火)~30日(土)の5日間、高校2年生が現地へと挑みました!
■千歳市役所での講演会
初日は千歳市役所を訪れ、人口や財政、観光への取り組みに関する講演を拝聴。教科書には載っていない「地方の現状」を聞くことができました。
事前学習だけでは見えてこなかった地域の課題に直面し、1年生から続けてきた生徒たちの探究の視野がぐっと広がる瞬間となりました。
■夕張炭鉱講話・車窓からの夕張視察、炭鉱博物館
かつては北海道随一の「炭都」として栄えた夕張市。 エネルギー革命による閉山、その後の観光振興による財政破綻など、激動の歴史を持つこの街のリアルを学ぶため、夕張市石炭博物館を訪れました。
実はこの博物館の敷地こそが、夕張の炭鉱の歴史が始まった場所です。 模擬坑道へと潜入し、当時の重厚な道具に直接触れる体験。想像以上の重さに、炭鉱労働の過酷さを体験しました。
■財政破綻を乗り越えた夕張市について講話、アイヌ文化について
2006年6月に夕張市は「財政再建団体」への申請を表明しました。そこから約20年、財政破綻を乗り越えた街のあゆみと具体的な取り組みについてお話を聞きました。
午後には、アイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンター、白老町の『ウポポイ(民族共生象徴空間)』へ。日本語と系統の異なる言語である「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、祭りや家庭での行事などに踊られる「古式舞踊」、独特の「文様」による刺繍、木彫り等の工芸など、固有の文化を学びました。
継承していくことの大切さ、難しさについて学び、生徒一人ひとりが考える時間となりました。
■北海道を代表する「夕張メロン」、地域復興について
夕張といえば、全国に誇るブランド「夕張メロン」。 メロンドームでは、メロンが地域復興においてどれほど大きな存在であるか、情熱的なお話を伺いました。
午後には、夕張市役所地域復興課の皆様とのフリートークや、夕張養護高等学校を訪問し見学、魅力的な街作りディスカッションも実現! 自分たちが考えてきた街づくりへのアイデアや、これまでの探究活動の成果を提案し、フィードバックをいただくという、PBLならではの贅沢で濃密な時間となりました。
■締めくくりは班別フィールドワーク!
これまでのインプットを総動員し、ツアーの締めくくりは札幌を中心とした班別フィールドワーク! 現地の方々の温かいサポートのおかげで、最高の学びと一生モノの経験を得た5日間。
しかし、「楽しかった!」だけで終わらないのが郁文生です。未知の世界に飛び込み、仲間と共に社会の課題に挑んだPBLツアー。
現地で暮らす方々と触れ合い、街の歴史と今を肌で感じたことで、生徒たちは社会課題を本当の意味で“自分ごと”として捉えることができました。 現地で体験して終わりではなく、東京に戻ったあとさらに深い議論と具体的な行動へとつなげていきます。
現地での「リアルな体験」を終えた高校2年生が、ここからどのような未来の提案やアイデアを形にしていくのか。これからの探究活動と、さらなる成長にぜひご期待ください!
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