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2026/05/22

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【社会探究】高校1年生が“社会課題”と向き合う探究活動をスタートしました!

郁文館高校では、3年間を通して「社会をより良くするために、自分に何ができるのか」を考える探究型学習『社会探究』を実施しています。

高校1年生の社会探究では、まず「探究とは何か」「社会課題とは何か」を学ぶところからスタート。身近な違和感や疑問に目を向け、自分自身の興味・関心と社会課題を結びつけながら探究活動を進めていきます。高校1年生の間に、生徒一人ひとりが社会課題に対する解決策を考え、自らのビジネスプランとして形にしていきます。

■“社会課題”を自分ごととして考える

初回授業では、
・3年間の探究活動の流れを理解する
・なぜ探究学習が必要なのかを知る
・自分が興味・関心を持つ社会課題を見つける
ことを中心に学習を進めました。

日常生活の中にある課題を見つけるために、「感想」ではなく「問い」をもつことからはじまります。

例えば、食品(アイス)のリニューアルの記事を見たときに、「リニューアルするんだ」「コーラ味あるんだ」は感想(=受動的)です。そこで、「なぜ今リニューアルするのだろうか」「このパッケージデザインはどういった狙いがあるのだろうか」と問いを持つ(=主体的)ことが、探究学習の第一歩です。
生徒たちは授業内のワークショップで「もっとこうなったら良いのではないか」と感じることを言語化しながら、自分自身の探究テーマについて考えていきました。

授業内では、「お店の裏側」や普段見えにくい部分に目を向ける場面もあり、利用者目線だけではなく、社会を支える側の視点から課題を考える姿も見られました。

■社会課題を“ビジネス”につなげる

社会探究では、課題を見つけるだけで終わりません。

次のステップでは、
・なぜその社会課題に取り組みたいのかを言語化する
・ビジネスの仕組みを理解し、アイデアを考える
・そのビジネスの目的を定める
・SDGsとのつながりを考える
など、「社会課題」と「ビジネス」を結びつけながら探究を深めていきます。

さらに郁文館では、東証プライム企業の経営者でもある本校の渡邉理事長を専属メンターとし、高校生起業家の輩出を目指す「起業塾」という特別講義を展開しています。高校3年間を通じて、実践的な起業ノウハウを学びます。

■「小さな気づきが、社会を変える」

社会探究の授業の最後に先生から生徒たちへエールを送りました。

「学校も一つの社会ですが、卒業後にはみなさんはもっと大きく広い実社会へ出発します。今、見えている課題・問題だけではなく、“ここはもっと良くできるのではないか”というたくさんの課題が見えてくるはずです。」
「大切なのは、ただ批判するのではなく、“もっとこうしたら良くなる”と考えることです。みなさん一人ひとりがアイデアを持てば、それだけ多くの可能性が生まれると思いませんか?」

「社会が変わるきっかけは、本当に小さな心の変化です。今まで気づかなかったことにアンテナが立ち、それが行動につながり、仲間が集まり、未来や歴史まで変えていく。そんなワクワク感を持って、楽しみながら自分らしく取り組んでほしいと思います。」

また、これまで担当した卒業生の中には、社会課題に向き合った経験を活かし、現在も大学や社会で前向きに挑戦を続けている生徒が多くいることにも触れ、「“自分が何とかしたい”という責任感や使命感を持てる人は、受け身になりません。自ら考え、行動できる人になってほしいと思います。」

郁文館高校では、知識を学ぶだけではなく、社会課題を“自分ごと”として捉え、行動へつなげる力を育んでいます。
高校1年生たちが、これからどのような課題に向き合い、どんなアイデアを形にしていくのか。今後の社会探究にもぜひご期待ください。

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