レポート

REPORT

2026/04/17

  • 郁文館高等学校
  • 高校生社長講座~起業塾~
  • SDGs教育
  • 社会探究・協働ゼミ

【みんなの夢AWARD】郁文館高校の生徒が唯一の高校生ファイナリストとしてステージに登壇しました!

『みんなの夢AWARD』は、社会起業家の発掘・育成・支援を目的とした2010年から15年連続で開催されている日本最大級のソーシャルビジネスコンテストです。
今回、全国700名を超える応募者の中から、当時本校3年生の八方宏斗さんが唯一の高校生ファイナリストとしてLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)の舞台に立ちました。

テーマ「夕張メロン×水産業 6次化プロジェクト」

夕張メロンの未利用副産物を価値ある資源に変え、ブランド魚づくりと地域循環型水産業で地域経済の地域経済の再生を促す挑戦的なプロジェクトです。

八方さんは、自身の夢である「漁師」の正装でステージに登場しました。
提案したビジネスプランは、本校のPBLツアー*で訪れた北海道夕張市の名産物である「夕張メロン」と、漁師という夢からインスピレーションを得た「夕張メロンサーモン」の養殖事業です。

専門家や大学教授からの指導を経て練り上げた事業計画。餌代や施設費、光熱費などの緻密な数字の裏付け、そして何より「幼少期から好きで得意だった釣り」「漁師になりたいという夢」、「財政破綻を乗り越えた夕張市」の現地で学び・感じたPBLツアーでの実体験に基づいた独自の視点に、会場からは驚きと共感の拍手が沸き起こりました。
社会人に混ざり、たった一人の高校生として自身の夢を語った八方さん。大舞台でアイデアをプレゼンできたことは大きな成長の一歩となりました。

夢AWARDを終えて

大会終了後、八方さんにこの挑戦を振り返ってもらいました。
夢AWARDに挑戦するまでは、野球一筋で続けていたため初めての挑戦ばかりで、本番までは本当にきつかったです。周りはプレゼン能力も高い社会人の方ばかり。ほかのビジネスコンテストにも多数参加されている経験者揃いの中でついていくので精一杯でしたが、いま振り返ると、高校生活で一番成長できた時間だったと感じます。」

準備期間、八方さんは進学先の大学寮に身を置きながら、郁文館の先生やPBLツアーでお世話になった夕張のメロン農家専門家の方などとオンラインで打ち合わせを重ねました。「事業計画を数字で示すことの難しさ」に直面し、何度もダメ出しを受けながら、自身の夢を「ビジネス」として昇華させていきました。

将来の夢:水産業を支える「6次産業化」の実現へ

八方さんは今春から、水産学を学ぶため東海大学 海洋学部 水産学科へと進学しました。
「漁師になりたいという夢は変わりません。大学進学も、水産業を学べる大学、そして大好きな野球を続けられる大学が東海大学のみだったため進学を決めました。
ただ今回の経験から、より夢が具体的になりました。夢は語って終わりではないと思っています。
今回のプレゼンでも話した通り、大学ではメロンの香りがするサーモンの研究を形にし、4年後の事業化を目指します。将来は魚を獲るだけでなく、加工・流通までを一貫して担う『6次産業化』を実現し、新しい水産会社を作りたいです」

大舞台を経て、より具体的な夢を語ってくれた八方さん。この4月から大学生として、さらに夢に近づき、実現に向けて動き出しています。
これからも自らの夢に向かって逆算し、夢に向かって努力を続ける生徒一人ひとりを、全力でサポートしてまいります。


*「PBLツアー(Project / Probrem Based Learning)」
現地で全身を通して感じる「リアル」が生徒たちの探究心に火をつける、社会探求型フィールドワーク。生徒たちが最もワクワクする研修先を自ら選択することができ、学校に戻ってからの探究活動を加速させる郁文館独自の研修プログラム。

関連記事

▶みんなの夢AWARD16のダイジェストムービーはこちら(YouTubeリンク)
▶【卒業生の声】2025年度卒業生:八方宏斗さん「未来を切り拓く最大の原動力は“夢を持つこと”」