クラブ活動

郁文館LIFE

2021/07/29

  • 書道部

書道部 夏期錬成

先日、東京オリンピックが始まり、連日のメダルラッシュに沸く日本ですが、郁文館書道部にも本格的に夏がやって来ました。

 

書道部では、例年、秋の展覧会へ向けて、普段より活動する時間を多く取れる夏休みに沢山の作品を制作しています。

 

 

IMG-0701.jpg

  

  

半紙などの小さな作品から、半切(135×35)・全紙(135×70)などの大きな紙に通常の何倍もの大きさの筆を駆使して書きあげる大作まで、実にバリエーション豊かです。

  

揮毫する文字も部員各自が、辞書や本を使って書きたい文字を探しています。

  

  

IMG-0709.jpg

    

  

IMG-0710.jpg

  

  

IMG-0700.jpg

   

   

中学生は、主に楷書や行書の書写の作品、高校生は、漢字の「五書体」(楷書・行書・草書・隷書・篆書)の中から、自分の好きな書体の「書の古典」(昔の人が書いた石碑や巻物などの文字)を「臨書」(そっくりに真似て書き、筆遣いや文字の造形などを学ぶこと)したり、大きな紙に1~2文字をダイナミックに墨を飛ばしたり、かすれさせたり、とさまざまな技巧を込めて「創作」(手本もなく一から文字の構成やにじみ・かすれ・書体や崩し方などを自分で考えながら行う作品制作のこと)作品を書いています。

  

  

IMG-0707.jpg

   

  

IMG-0702.jpg

    

    

だんだんと対策に取り掛かっていく部員が増えてきました!

  

画面左後方の大きな紙に作品を書いているのは、今年度の部長の成田 大翔くんです。

全国大会出場のための前哨戦でもある高文連(都大会)へ向けて大作を揮毫しています。

    

    

書道部顧問 内田 智也