書道部
令和4年度 クラブ紹介
入学式・始業式も終わり、今年もクラブ紹介の季節がやって参りました。今年度も昨年に引き続き地下体育館にて、各部活1分間での発表形式となりました。しかし、コロナウイルス感染症予防の観点から、各部活の発表後はその場での勧誘は行わず、各自の活動場所へ新入生は移動することとなりました。
あれ?書道部員じゃない人が一人混じってる!?
4人そろっていざ発表!全員書道パフォーマンスを経験しているからか、堂々と部活動の内容を発表できていました。
さあ今年の書道部には何人の新入部員が入ってくるかな?
ようやくコロナ前と同じくらいの活動ができるようになりましたが、まだまだ予断を許さない状況です。引き続き感染症対策に気を付けながら活動を行って参ります。今年は6月に文化祭がありますので、部活の役員の引き継ぎや準備期間が少ないながらパフォーマンス練習や展示作品の制作に取り組まなければなりません。
随時入部募集しています!1年生に限らず、2・3年生など途中からの入部・兼部も大歓迎です。多くの部員が入ってくることを楽しみにしております。
書道部顧問 内田 智也
Abema TV 書道パフォーマンス
3月某日、郁文館書道部へ一件の連絡が入った。「3/31(木)に書道パフォーマンスをしてもらえないだろうか?」
話を聞いていくとネットテレビ番組「AbemaTV」内での特別番組「僕たちの青人式」でのオープニングの際に書道部が席上揮毫を行うというものだった。
昨今、コロナによって文化祭や展覧会など学校の内外問わず、多くの発表の場がなくなってしまった。この番組の趣旨は、そうしたコロナによって活躍の場が減ってしまった学生たちを応援するという企画であった。
書道部からは、つい先日の3/20に卒業したばかりの高校3年生と2年生・1年生の6名で参加することとなりました。
書く文字は、番組タイトルの「青人式」の3文字を高3と高2の3名で書きました。高1の3名は先輩たちのサポートをやってもらいました。
会場は立川のステージガーデンという大きなステージで、時間も19時からの生放送でお届けとなりました。
書道部史上初めてとなる外部でのパフォーマンスです。部員たちもはじめは緊張した面持ちでしたが、生放送のプレッシャーにも負けず、堂々かつ楽しんで、パフォーマンスができ無事成功させることができました!!
ゆるりとしていますが、このあとかなり緊張します...(笑)
今回、この企画を持ってきて下さった保護者の方また運営や撮影に携わっていただいていた方々など多くの方のご支援とご協力で書道パフォーマンスを成功させることができました。
記念に一枚
リハーサル時の文字
書道部顧問 内田 智也
書き初め
明けましておめでとうございます。
本年も郁文館書道部を宜しくお願い致します。
さて、冬休みも明け部活も再始動です。
新年最初の書き初めとなりました。
そもそも「書き初め」とは、元々平安時代に宮中において年頭の行事として行われていた儀礼的ものでした。それが室町~江戸時代あたりに次第に武家や庶民にも広がっていったとされています。
新年になってからはじめて筆で文字を書く行事が書き初めですが、古くは「試筆」・「初硯」・「筆始め」などと呼ばれ、旧暦の1月2日(明治以降は新暦の1月2日)にその年にはじめて汲んだ若水で墨を摺り、新年の恵方に向かって詩歌を書くというものでした。
書き初めで書いた文字は左義長(どんど・どんど焼き等)と呼ばれる火祭りで燃やし、その炎が高く燃え上がると書が上達すると言われています。
なので、書の上達を願ってどんど焼きをしようと思っても、道端やベランダなどで焼きだしたら都心ならボヤ騒ぎに思われてしまうやもしれないので、皆さんはお近くでどんど焼きをやっている場所を探してそちらで燃やしてもらいましょう。
炎が天高くまで登っていけば、きっと書も上達することでしょう。
書道部顧問 内田 智也
大掃除
あちらこちらでクリスマスムード満載となってきております今日この頃。書道部では、年内最後の部活を終え、最後に一年間使った書道室の汚れを綺麗に落とし、来年真っ新で綺麗な教室でまた部活ができるように大掃除を行いました。
一年間もの間、授業に部活に使用しているだけあり、ほこりや汚れもたまっている場所は多くありました。普段から掃除もしていますが、なかなか手が届かないところや奥まったところなどは手つかずの場所もこれを機に一気に掃除してもらいました。一番多かったのは部活の汚れだけではないのでしょうが、墨の飛び跳ねでした。なぜこんなところに?というところまで飛ばしていたりしたものがあちらこちらにありました。でもこんなに飛ばすのは書道部しかいませんね。
およそ2・3時間部員たちがみっちり掃除をしてくれたおかげで、書道室が見違えるように綺麗になりました。
本当にお疲れ様でした。
さてこれで年内最後の部活も終了し、2021年も思い残すことなく終われそうです。
それでは、また1月にお会いしましょう!
皆様良いお年をお迎え下さい。
書道部顧問 内田 智也
令和3年度 東京都高等学校文化連盟書道展
昼間と夜の気温差が次第に縮まって参りました今日この頃ですが、高校生の部員たちにとっての大きな目標となる展覧会がいよいよ始まりました。
11月10日より池袋の東京芸術劇場において第34回東京都高等学校文化連盟書道展(通称「高文連」)が開催され、都内60校以上の高校から大小さまざまな作品が集結しました。
この書道展において、上位入賞を果たせば、来年度の8月頃に開かれる「全国高等学校総合文化展」という書道の全国展への出場資格が得られます。
その狭き門を目指して郁文館書道部員たちは、日々研鑽しているのです。
さて、今年は全国へ切符を掴むことができるかな~?
書道部顧問 内田 智也