夏休みの活動は、ただ文字を書くだけではなく、作品を鑑賞するということも大切にしています。

書く側の人間はやはり見る側の視点も持っている必要があるからです。

この日は、上野にある東京都美術館にお邪魔し、書宗院展を見学させていただきました。

こちらの会は天皇陛下に書の御進講もされたことのある桑原翠邦が創設した会です。展示されているのはどれを見ても古典の臨書作品だけという珍しい展覧会です。

ですが、それだけ書の古典を大切にしているということでもあります。

生徒たちも次に各作品の参考に大いになったのではないでしょうか？

同時開催していた、清秘蔵の早川忠文氏による文房四宝の特別展示も大変見ごたえがありました。

次に別日ではありますが、毎年恒例の顧問の内田の夏の展覧会に書道部の生徒たちが来てくれました。

二松學舍大学の卒業生と現在大学で教鞭をとられている先生方と銀座の鳩居堂で開催しておりました。

部員たちとパシャリ。（ただ何故か、下のフロアの別の先生の個展会場で写真を撮っていただくという…）

あとで撮っていただいた私の作品と会場風景です。

書道部顧問　内田 智也