レポート

REPORT

2014/06/06

  • 郁文館高等学校
  • 郁文館グローバル高等学校
  • 夢教育推進部

起業体験プログラム キックオフ!

5月19日(月)1時間目、高校1年生、高校2年生、グローバル1年生を対象に今年度の起業体験プログラムのキックオフとして、(株)日本テクノロジーベンチャーパートナーズの村口社長より「ゼロから始める起業」をテーマに講演していただきました。

今回は村口社長ご自身の経験を基に起業体験プログラムの重要性、起業する上で注意しなくてはいけないこと等を生徒達に分かりやすく話をして下さいました。

 

では、講演の内容を簡単に紹介いたします。

・現在の日本は停滞しています。これはサラリーマンが多く、起業する人がいないため、新陳代謝が少ないからなのです。だからこそ新しいものを想像していかないといけません。

・どんなに良いと思ったことでも、事業化できなければ世間には普及しません。普及しなければそれはただの自己満足で終わってしまうのです。だから志を持ちましょう。これが全ての出発点です。

・商品を顧客に提供することを生産と言い、それが事業となります。事業を行う上で、顧客が幸せにならないものは偽物で長続きはしません。だから、今から事業機会の発見をしていかないといけません。私たちが使っている何かは他の誰かが作ったものなのだから。

・消費と生産を合わせることが経済発展へとつながります。これを皆さんはゼロから作り上げていかなくてはなりません。

・仕入れ、加工、販売現場で注意しないといけないことは、ボトルネック(行列)観察と機会損失を生んでしまうことです。行列ができてしまうと、商品の売り切れや新たな顧客獲得のチャンスを逃す等、多くの機会損失を生んでしまうからです。

 

生徒達は少し緊張した表情をしていました。しかし、皆真剣にメモをとり、これから始まる起業体験プログラムに対してどれだけ本気になっているかが垣間見えました。

 

今年度はこれまでとは違い、高校2年生だけでなく高校・グローバル高校1年生も参加しています。これまでよりも大規模になった起業体験プログラムは10月まで続きます。プログラムが全て終了したとき、生徒達がどのような気付きや学びを得て、どれだけ成長しているのか今から楽しみです。

 

起業体験プログラムとは?過去の取り組みをこちらからご覧頂けます。


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