レポート

REPORT

2011/06/20

  • 学校教育相談室

ブルーリボン運動

 

「ピア=仲間」の意味を持ちます。

ピア・サポート委員会は、生徒の悩みや問題を、生徒同士が支えあうことで、問題を解決させるだけでなく、大きな問題に発展する前に未然に防ぐことを目指している団体です。

主な活動として、「巡回」があります。悩んでいる仲間がいないか。クラスの中で問題が起きていないか。けんかやいじめがないか。生徒の声を、同級生のピアサポーターや高校の先輩が、中学校をメインに各クラス回って話を聴いています。

そして一週間の期間限定イベントとして<ブルーリボン運動>を行っています。今年度は学期ごとに計3回行う予定です。

以下はブルーリボン運動のお知らせと、その準備の様子です。

6月末に、ブルーリボン運動があります。

 

ブルーリボン運動とは「いじめをしない。させない。許さない。」を掲げ、意識的に「優しい気持ち」を持とう!という運動です。

いじめは、一人一人の行動によって起こり、被害者・加害者・傍観者の存在により成立します。一人一人が弱さを克服し、優しい心を意識して持つことで、結果として「いじめ」

のない環境になるのです。ブルーリボン運動がそのきっかけになることを祈りつつ、今年度もピア・サポート委員会が勢力を上げてリボンを制作しました。

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世間では同様の目的として「イエローリボン運動」がありますが、郁文館では学校のカラーでもあるブルーを用いています。昨年度は落ち着いた深い青色でした。今年度はさわやかな青色のリボンを用意しました。

青色には「平和・安らぎ・コミュニケーション」という意味があります。

 

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ブルーリボンは魔法のリボンではありません。このリボンをつければ必ず一瞬にしていじめがなくなる、というものではありません。しかし「いじめをしない。させない。許さない。」ということを、もし一人ひとりが意識したら、いじめはなくなっていくでしょう。

リボンを見ることによって、いじめはいけないんだということを感じてほしい。

日常の中で、改めて意識してほしい。

いじめに限らず、隣の人に対し優しい気持ちを持ってほしい。

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期間中、校内にいる間は胸にブルーリボンをつけ、自分自身に誓いを立ててください。

全校生徒がこの運動の参加に協力してくれるよう、よろしくお願いいたします。