レポート

REPORT

2022/06/15

  • 郁文館高等学校

高校2年生理事長講座 ~ PBLについて~

高校2年生に向けて5月末に理事長講座が開催されました。
今回のテーマは「PBL(Project Based Learning)について」

直前に迫ったPBLに関しての「思い」と学ぶべき「課題」が
SDGsと結びつけながら伝えられました。

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講座の冒頭、理事長先生がこれまで展開してきた様々な事業が、SDGsの目標にどのように関わっているか、貢献しているか
具体的な活動がわかるビデオを視聴し、SDGs
推進の重要性についての話がありました。
その中で、SDGsの前提「人間は平等で生まれていない。人間は不平等である。」が紹介され、生徒たちは、幼い頃から「人間は誰しも平等である」と教えられてきており、この言葉には、強い衝撃を受けた者も少なからずいたようです。

「人間が平等ではない。」という現実は確かに存在しますが、「一人ひとりが「生きる権利」を行使できるよう「生活できる最低限のライン」は整えよう、そして地球上の誰一人取り残さない、という考えがSDGsの「出発点」であることを学びました。たとえば、カンボジアでは、小学校4.5年生になるとトイレがないからという理由で女の子が学校に登校しなくなってしまうそうです。我々にとっての「当たり前(常識)」が通用しない場所があることを知りました。だから理事長先生は、カンボジアにトイレがある学校を造っているんだという思いや活動が伝えられました。来る2030年「持続可能な社会」の実現のために必要なことは何か。それは「『当たり前』をひっくり返す」事です。この話で、子どもたちは「SDGsの重要性」と「先進国に生まれた者の責任」を再認識することができたと考えています。

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次に、直前に迫った「PBLツアーの意義」(2019年の様子はこちらから)についての話がありました。夕張、陸前髙田、山陰・山陽、屋久島、長崎そして沖縄の6方面を選んだ「思い」と学ぶべき「課題」が生徒たちにしっかりと伝えられました。

また郁文館生が大切にすべき『七つの約束』のひとつに「他人の喜び悲しみを共有せよ」があります。各地の課題に目を向け、紛争が起き、世界が激しく揺れる今だからこそ「平和」ついても今一度考える必要があることも生徒たちは実感しました。

講話のあと、活発な質疑応答が行われ、予定時間をオーバーしてもその質問の一つ一つに丁寧に答える理事長先生。この講和で、PBLツアーの意義・課題が明確化され、生徒たちにとっても大変有意義な会となりました。