レポート

REPORT

2020/05/19

  • 郁文館中学校
  • SDGs教育
  • 夢教育推進部

中学1年生 オンライン理事長講座を実施

郁文館中学校1年生を対象とした理事長・校長講座をオンラインで開講いたしました。

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本来なら入学した翌日から実施する夢合宿の中で、渡邉理事長・校長の講座を行う予定でしたが、コロナウィルス感染防止のため先送りになっており、調整を重ねてようやくオンラインで実施することができました。

最初に、コロナウィルス感染に伴う社会の混乱を例に挙げて、現在の状況が社会にどのような影響を与えるのかについて関心を持って欲しいという話がありました。

それは、世界に目を向けてもらいたい、またこれから生きていく時代を自分事として考えてもらいたいという郁文館の夢教育のあり方を伝えるメッセージでもあります。

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次に、社会で活躍できる力を身につけるべく、2つの言葉について話がありました。

まず、勉強についての心構えとして「盈進(えいしん)」という言葉です。
中国の孟子の言葉で、「勉強というのはわからないところを決してそのままにはせず、小さい穴を埋めながら一歩ずつ前に進んでいかなければ、大きな海にはたどり着かない」という内容でした。
中学生としての学びを始めるにあたり、生徒たちは大切な言葉を胸に刻んだと思います。


2つ目は「寧静致遠(ねいせいちえん)」という言葉です。
中国の諸葛孔明の言葉で、「人生を長いスパンで考え、丁寧に静かに努力を積み重ねて遠くまで行きなさい」という内容でした。
理事長・校長先生は、生徒たちにこのような心構えを持って生活して欲しいとの願いを伝えるとともに、今日何をするかという日々の努力の積み重ねを手帳に書いていくように教えていました。

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また、子どもたちに幸せになってもらうために、「大きな夢を持つ」、「ありがとうを集める」、「成長し続ける」の3つのキーワードの説明もなされました

そして夢を叶えるための法則「夢7原則」を一緒に行っていこうと投げかけました。

理事長・校長先生の一番の願いは、生徒一人一人が「大きな夢をもって、ありがとうが集まる人生を送り、人として成長して幸せになることである」と伝えていました。

最後に、生徒達からの質問に答える時間をたっぷり取りました。
生徒たちからは、自分の意見と違う考えを持つ人と、どのようにして良い関係を作っていけば良いか、SDGsの17項目の中で何を最も意識しているかなど、多くの質問が飛び出し、理事長・校長先生はそれら一つ一つの質問に丁寧に答えていました。

生徒たちには、この講座で知った2つの言葉と、幸せになるための3つのキーワードを忘れずに、郁文館でしっかりと学んでいってくれることを期待しています。