レポート
REPORT
2026/01/10
- 郁文館中学校
- 郁文館高等学校
- 郁文館グローバル高等学校
【理事長ブログより】3学期始業式で渡邉理事長が生徒へ送ったメッセージ
今回は、広報担当がお送りする理事長ブログです。
2026年1月8日(木)、2025年度3学期始業式が行われ、冬休みを終えて新学期に挑む生徒たちに、渡邉理事長からメッセージが送られました。

まず最初に「新」という字についてお話しします。
「新」の成り立ちは「立つ木に斧を入れる」。ゼロから新しいものをつくるのではなく、元々あるものに対して創意工夫をするという意味があります。
私は10歳から社長になりたいと思い、どんな事業を立ち上げるかずっと考えていました。
大学入学後もなかなか思いつきませんでしたが、そんな時、ある国学者の本にあった「立つ木に斧を入れる」という「新」の字のもつ本来の意味を知りました。
ゼロから新しい事業を考えようと思っていたけれども、今この世の中にある事業の中で創意工夫をすることで、もっと革新的なものを生み出すことができるのではないかという閃きを得ました。
この「新」の字との出会いが今の私の事業を生むきっかけになったと思います。
ぜひみなさんにも「今あるものをどう工夫したらより良いものにできるか」という視点を持って、物事を考える習慣を身につけてください。
そして、今年1年をどんな「木」にしていくのかを考えてもらいたいと思います。

続いて、私の今年の座右の銘「蟄居待時(ちっきょたいじ)」を紹介します。
これは「虫が冬土の中でじっと時(好機)を待つ」という意味です。
一日一日の積み重ねが自分の人生をつくります。夢を叶えることに近道はありません。
みなさんがこれから社会人になり、どんな厳しい状況になっても乗り越えられるように、自分の夢を叶えるその日のために、今をじっと耐えて力を蓄える(努力する)ことを意識して、何事にも取り組んでほしいと思います。
最後に、新年を迎えるにあたり、次の論語の章句を送ります。
冉求曰く、子の道を説ばざるに非ず。力足らざるなりと。
子曰く、力足らざる者は、中道にして廃す。今女(なんじ)は画れりと
(直訳)
弟子の冉求が「先生の解かれる道が素晴らしいと喜ばないわけではありません。私の力が足りないのです」といった。
孔子先生が「力がない者は、道半ばでもう駄目だと諦めてしまう。お前は、自分で自分を見限っているのだ」と諭した

「今までできなかったから、どうせできない」ではなく、みなさん一人ひとりに無限のl可能性がある。
「どうせ自分なんか」と言って自分で自分を見限ってはいけない。
諦めない限り、努力し続ける限り、夢は叶います。
みなさんにはこの1年、ぜひ自信をもって自分の夢に挑戦してもらいたいと思います。
今までで生きてきた中で、今年を一番いい年にしようと努力し続けることを心から期待しています。
理事長 渡邉美樹
郁文館では「夢教育」という「木」を立ててきました。
新年を迎え、改めてこの「木」を更に良いものにしていこうと、生徒同様に教職員一同も気持ちを新たにした始業式でした。