レポート

REPORT

2016/10/27

  • 郁文館中学校
  • 郁文館高等学校
  • 郁文館グローバル高等学校
  • 夢教育推進部
  • 入試広報室

【夢達人ライブ】 廣瀬俊朗さん

夢達人ライブ 廣瀬俊朗氏

「勝つチームになるためには?」


107日(金)の放課後、ラグビー日本代表の元キャプテンである廣瀬俊朗さん(東芝)の夢達人ライブが実施されました。廣瀬さんは、現在のラグビー人気を引き起こした2015年ワールドカップの日本代表チームの基礎を築いた方です。それ以前から、中学・高校・大学・社会人とキャプテンを経験されており、「勝つチームになるためには」というテーマでお話をしていただきました。

seitosidou1610271.JPGseitosidou1610272.JPG

 

廣瀬さんは、写真や映像を使いながら、生徒目線でわかりやすくお話しをして下さいました。

「勝つこと」を目標にやっていたら今のような状況にはなっていない。「何のために勝つのか」という勝つための大義が重要で、廣瀬さんは「日本のラグビーを変えたい。そのために勝つ。」という想いをチームで共有するために、仲間たちとのコミュニケーションや一人ひとり活躍出来るような場を作るということを大切にしてチームづくりをされたそうです。

seitosidou1610273.JPGseitosidou1610274.JPG

そして、勝つために一番必要なことは「準備」であること。いい「準備」ができていれば、「自分達を信じること」ができ、その自身があれば「自分たちで切り拓く」こともできるとお話になりました。それを実践し、成果につなげてこられた方からの言葉はとても説得力がありました。

seitosidou1610275.JPGseitosidou1610276.JPG

講演の最後には、質疑応答の時間がありました。生徒からは、部活動のチーム力、文武両道の秘訣、日本人として大切なことなど次々と質問が飛びだし、廣瀬さんは一つ一つに丁寧に答えて下さいました。

「日本人としてのプライドを持つこと」という言葉は印象的でした。講演が終わった後も質問する生徒の列ができ、廣瀬さんは次の仕事があるにもかかわらず、一人一人に丁寧に対応して下さいました。生徒達は、勉強に部活動に有益なアドヴァイスをたくさんもらったことでしょう。

seitosidou161027 7.JPG
seitosidou161027 8.JPG

 

最後に生徒たちの感想の一部を簡単に紹介します。

・自分が試合に出れなくてもやれることは全てやり、辛いことも乗りこえたから新しい自分に会えるというのがとても心に残りました。どんな壁も乗りこえようと思いました。

・写真や映像がたくさんあってわかりやすかったです。

・勉強と他のことを両立するためには、予習・復習をしっかり行うことが大切と教えて頂き、自分も習慣化させていこうと思いました。

・信頼関係を保つには、相手を尊敬することが大切だと分かりました。

・勝つためには「準備」することが一番大切だと学びました。また、日頃から感謝することを忘れずに頑張っていきたいと思いました。

・まとめる立場の人が、周りの人にどれだけ気を使えるかがポイントだと気付かされました。

・自分もスポーツをやっているので、モチベーションの上げ方、チーム作りの大切さなどを学べて良かった。

 

・”勝つ”ことにこだわるのではなく、”勝ってどうしたいか”ということを考えるのはとても大事だと思いました。辛いことはとても多いけど、踏ん張って努力し続ければ、きっと新しい自分に会えると改めて思えた。廣瀬さんがおっしゃっていたことを心に留めて頑張ります。