郁文館が運営するバングラデシュ姉妹校のNDMSC（ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ）で、2024年の体育祭を実施しました。

日本と同じようにバングラデシュでも体育祭が開催されていますが、一般的なバングラデシュの体育祭は、誰が一番かを競う「個人競技」が中心です。そうした競技が盛り上がる一方で、全員で協力して目標を達成するような競技が少ないため、チームとしての結束が不足しています。

私たちの姉妹校では、仲間と協力して共に目標を達成しようとする経験が、不可欠だと考えているため、他の学校とは異なり、団体競技を多く取り入れています。

郁文館と同様に「団」が結成され、生徒たちは一丸となって団の勝利を目指します。個々の競技にとどまらず、大声で応援し、団結します。そして最後には、生徒も教員も涙を流しながら、互いを称え合います。

今年の体育祭も大成功に終わりました。それは、参加した生徒たちが、体育祭に真摯に向き合ったからこそ成し遂げられたものです。この体験が彼らの将来に寄り添い、他者と協力し、世界に羽ばたく力となることを願っています。

バングラデシュ姉妹校NDMSC担当者