今回は、広報担当がお送りする理事長・校長ブログです。

7月15日（土）に2023年度1学期終業式が行われ、夏休みを迎える生徒たちに、渡邉理事長から下記のメッセージが送られました。

論語の「君子は徳を懐い、小人は土を懐う。君子は刑を懐い、小人は恵を懐う。」という言葉をあなたたちに送ります。

（直訳）

人の上に立つ立派な人は、自分の行動が徳に合致しているかを考え、凡人は土地に安住することしか考えない。人の上に立つ立派な人は法則にかなうことを念ずるが、凡人は恩恵を得ることを期待するだけだ。

郁文館の夏休みは、あなたたち1人ひとりが多様な選択肢から「好きで得意なこと」を選択できるように、様々な国内・海外研修などのイベントを企画・開催します。

この論語にある通り、あなたたちが、のびのびと「好きで得意」を伸ばしていけるためには、あなた自身が自分の今の環境に安住するだけでなく、道徳を心がけてお互いを思いやることが大事です。

これから始まる夏休みで様々な経験を積み、ひと回り成長した皆さんと9月の始業式で会えることを楽しみにしています。

理事長兼校長　渡邉美樹