理事長・校長ブログ

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2019/12/14

  • 理事長・校長

「お金科」を通じて生徒に伝えたいこと

郁文館中学校には「お金科」という私が講師を務める授業があります。

国語、英語、数学・・・教育課程に則ったこれらの授業ももちろん大切ですが、
長い人生を生きていく上で、それらと同じくらい、いや、それ以上に「お金」に関する知識は重要だと考えてスタートさせた講義です。

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郁文館が考える子どもたちの幸せ8項目のうちのひとつが「お金に困らない」こと。

喜劇王のチャールズ・チャップリンも言いました。

「人生に必要なものは勇気と創造力。それと、ほんの少しのお金です」と。

中学3年間に渡るカリキュラムの中では、お金の役割や利便性はもちろんのこと、お金にまつわる犯罪や、お金を借りる際の複利金利などの例を元に『怖さ』についてもしっかりと教えていきます。


今回の講義では、これから日本が少子高齢化や人口減少を迎えるにあたって、お金の視点から国民にどのような影響があるのか、

そして、それに備える為に「お金を貯める方法」や「増やす方法」などについても講義を行いました。


生徒たちからは、

「円だけではなくドルでの分散預金も有効だという話があったが、ユーロやビットコインはどうか」などという大人顔負けの質問も出ました。

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講義の最後にとても大切なメッセージを伝えました。

「本当に大切なものは、お金で買えないものだよ」

子ども達には、お金に困ることなく、お金で買えない大切なものに囲まれた幸せな人生を歩んで欲しいと願っています。

理事長 渡邉 美樹