２学期の始業式で、全校生徒に対し、

先月私が訪れたバングラデシュの話をさせてもらいました。

バングラデシュでは、郁文館夢学園の姉妹校となる

ナラヤンクル・ドリーム・モデル・ハイスクールが開校しています。

1年9カ月前に初めて訪れた時には、何もない荒野でした。

しかし、今そこには立派な校舎が完成しています。

この学校では、生徒への教育とともに先生の育成にも力を入れ、

バングラデシュの教育モデル校になることを目指しています。

バングラデシュでは、教員研修を行いました。

その中で、「日本の生徒は、なぜ授業中に寝るのか？」と質問を受けました。

また、「学校へは勉強がしたくて来ているのではないか？」とも聞かれました。

同じ言葉を全生徒に投げかけてみました。

バングラデシュの生徒たちは、

みな腰骨をピーンと立てて授業を受けています。

先生の話を一言も聞き逃しまいと真剣な眼差しで、そこには「気」が溢れています。

学ぶ姿勢、英語力、ハングリーさ、姉妹校からは教わることばかりです。

理事長　渡邉 美樹