理事長・校長ブログ

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2011/06/16

  • 理事長・校長

ボランティア・バスツアー

震災発生から3か月が経ちましたが、被災地ではまだまだ多くの助けが必要とされています。

 

私も震災直後から、代表理事を務めるSAJを通じて宮城県と連携し、救援物資の運搬を行ってきましたが、今回、ご縁があり、大震災にて壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の参与として、その復興にご協力することとなりました。陸前高田市は津波により世帯の半数が全壊するなどの被害に遭い、警察発表で1,500人以上がお亡くなりになった被災地で、現在もなお1,500人以上の方が避難生活を送られています。

 

そんな状況の中、戸羽太市長は「現在、人口約2万人の陸前高田市、この市を10万人の人が住む街にしたい」という希望を掲げ、復興に取り組んでいます。10万人の陸前高田市の実現はそのまま、「日本の地方都市活性モデル」となると信じ、微力ながら私も、その実現に全力で協力させていただきたいと思います。

 

そこで、まずは継続的にボランティアの人員を確保できるよう、SAJでバスを手配し、東京から週2~3回の定期便派遣を実施することと致しました。

 

現在、瓦礫の撤去、泥かき、家財の片付け、物資の分配等々人手を必要とする作業が数多くあり、今後は被災された方々のニーズの多様化に伴い、よりきめ細かい活動もますます必要性が高まってきます。作業内容など現時点では明確にお伝えできませんが、その時々の現地のニーズに応えて臨機応変に活動を決めていく予定です。

 

ついては、郁文の子どもたちにもボランティア活動に参加してもらいたく、夏期休業中に郁文の生徒のみを対象にバス便を設定し、2~3日単位のボランティア・ツアーを実施したいと思います。

 

震災後、生徒たちにはことある毎に、この歴史的な災害を自分ごととしてとらえ、しっかり関心を持ち、向き合って生活していこう、“仁”の心を持とうと呼びかけてきました。また、一歩踏み出すことが大切で、挑戦することで何かが変わるかも知れない、動かなければ何も現実は変わらない、まず行動することが大切だとも訴えてきました。

 

このツアーへの参加を契機に、行動することの大切さを学んでくれればと思います。と同時に、是非、子どもたちに被災地の現状を自分の目で見て、心に感じて欲しいとも思っています。「ボランティア」とは、何かをしてあげる仕事ではなく、何かをさせてもらうことで学ばせてもらう仕事です。

 

今回の震災で、狂うほどの悲しみの中、被災された方々は戦っています。皆で、共に戦わせていただきましょう。「頑張って下さい」ではなく、「共に頑張りましょう」と言える仲間になりましょう。

 

 

 

理事長  渡邉 美樹

 

 

 

(一般の方々のお問い合わせは、以下にお願い致します)

 

公益財団法人 School Aid Japan

    「陸前高田市復興支援ボランティア」事務局・中川

電話:03-5737-2773  FAX:03-5737-2793

E-mail: sajinfo@schoolaidjapan.or.jp