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2021/07/28

  • 受験生へのお知らせ

中学校 iPclassⅠ期生へのインタビュー記事が掲載されました

この記事は、受験情報サイト「inter-edu.」のスクール特集に掲載されたものを転記しております。
inter-edu.https://www.inter-edu.com/special/ikubunkan/features/rensai1_2021/

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東大合格の学力を得て好きな道へ iP class1期生インタビュー

東大合格の学力を得て好きな道へ iP class1期生インタビュー

inter-edu’s eye

2021年度、郁文館夢学園(以下、郁文館)に中高一貫の「iP class」が誕生しました。iP classは日本の未来を切り拓くリーダーの育成を目的とし、独自のプログラムやトップ大学合格に向けた学習環境が用意されています。また、二人担任制で、うち1人を校長の渡邉美樹先生が努めます。4月に入学した1期生と、担任の白井康之先生へのインタビューを通して、走り出したiP classの実態に迫ります。


1期生インタビュー

iP classは生徒を20名に限定し、全員を6年間特待生とするクラスです。クラスを代表して、浅川和稜くんと山中京子さんがインタビューに応じてくれました。

山中さんと浅川くん
山中さんと浅川くん。山中さんは教科選択型入試で、浅川くんは適性検査型入試で受験しました

iP classを受験した理由

インターエデュ(以下、エデュ):受験勉強を始めた時期ときっかけを教えてください。

山中さん:小3の冬です。周りの友達が塾に通い始めて、自分も行きたいと思うようになりました。

浅川くん:小4です。兄が塾での勉強を楽しんでいたので、僕も塾に通うことにしました。

エデュ:学校選びでは、どのような点を重視しましたか。

山中さん:幼稚園から小1までスイスで暮らしていたので、海外生活の経験を活かせるよう、英語教育に力を入れている学校を探しました。

浅川くん:第一志望は都立中で、併願の私立校は、家から近く、教育方針に共感できるところを選びました。

エデュ:iP classの受験を決めた時期と理由を教えてください。

山中さん:小6の冬頃です。説明会に参加して、郁文館は席上留学やネイティブ教員との授業など、他校より英語を話す機会が多いことが分かり、さらにiP classなら自分をより高めていけると思ったからです。母は、20人のクラスだと先生の目が行き届くから安心だと言っていました。

浅川くん:僕も小6の冬頃です。受験した理由は、二人担任制と、渡邉校長の授業を受けられるiP classの環境に惹かれたからです。都立中の本番に向けて、適性検査型で受験しました。

iP classの授業

エデュ:iP classにはどのような生徒がいますか。

山中さん:自分の考えや意見をしっかり発信する生徒が多いです。

浅川くん:全員が完璧ではなく、それぞれに得意科目と苦手科目があります。だから、勉強で分からないところがあると生徒同士で教え合いをしています。

エデュ:授業について教えてください。

浅川くん:スピーディーに進みますが、質問すれば先生が丁寧に教えてくれます。僕の得意科目は数学で、幾何の授業が特に楽しいです。難しい問題があると、先生が「じゃあ、みんなで話し合ってみよう」と言って、解き方を出し合ったり前に出て発表したりします。

山中さん:英語の授業は、私が英検2級を持っていることから、先生のすすめで同じ郁文館中学校にあるグローバルリーダー(以下、GL)クラスで受けるようになりました。GLクラスには海外生活が長い生徒がたくさんいるので、授業内容は高度で難しいですが、とても楽しいです。

エデュ:iP classのHRでは、「日経新聞」と「論語」をテキストにして、校長の渡邉先生が講義すると聞いています。渡邉先生のHRや授業の感想を聞かせてください。

浅川くん:新聞記事の講義では、先生の話はもちろん、クラスメイトの意見を聞いて「こういう考え方もあるのか」という気づきがあり、自分の考えが変化したり深まったりします。論語は漢文を日本語訳したものを読み、さらに渡邉先生が解説してくれるので、内容を正しく理解することができます。

山中さん:原発の記事を取り上げたときは、記事を読むだけでは難しくて内容がつかめませんでしたが、渡邉先生が分かりやすく言葉を選んで教えてくれました。また、「校長NIE」では、新聞の読み方を詳しく教わりました。学校での出来事を家で話すと、父も母も「普通の学校ではできないことをたくさん学んでいるね」と驚いています。

進路への意識

建築士に憧れている山中さん
建築士に憧れている山中さん。「もう1つ夢があり、白井先生に相談したら『両方やってみればいい』と言われました」と笑います

エデュ:自宅学習の時間を教えてください。

浅川くん:平日は朝30分、帰宅後は1時間半から2時間です。休日は2時間くらいです。

山中さん:平日は朝30分と帰宅後に3時間、休日は平均で5・6時間勉強します。

エデュ:進路について、どのように考えていますか。

山中さん:留学や海外大進学に興味があるので、調べながら考えていきたいです。

浅川くん:渡邉校長に、「海外でビジネスをしていると日本の大学は東大がメジャーな認識であるということがよくわかる。そういう意味でも、将来海外で活躍したいと思っているであれば東大で学んだということが海外で働くうえで武器になりうることもある」と教わってから、東大や京大を目指すようになりました。
小説家を目指す浅川くん
小説家を目指す浅川くん。執筆する小説のテーマについて、白井先生と話すことがあるんだそう

エデュ:受験生に向けて、iP classのPRをお願いします。

浅川くん:全員が特待生なので、入学前は「完璧な生徒だけが集まっているのでは」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。クラスメイトは仲間でありライバルでもあって、自分が勉強を教えたり、教えてもらったりして、常に向上心を持って授業に臨む環境がありますよ。

考えて・学んで・挑戦して・体験するクラス


続いて、担任の白井康之先生にお話をうかがいます。

社会科の白井先生
社会科の白井先生。1期生について「一を聞いて十を知るような生徒ばかりですが、休み時間は中1生らしい無邪気な表情をしていますよ」と語ります

エデュ:iP classの1期生についてお聞かせください。

白井先生:人数が少ないにも関わらず多様性のあるクラスで、生徒は知識を吸収することに非常に貪欲です。生徒の得手・不得手がはっきりしていて、互いに助け合い、補い合う中で人間的にも成長していますよ。以前、教室で7・8人が教え合いをしていたのですが、時間が足りないからと週末に近所のファミレスに集まって教え合いを続けたそうです。

エデュ:校長の講義を受ける生徒の様子を教えてください。

白井先生:HRでは、経済界や政治の世界を知る渡邉校長から、各界のリーダーたちの視点を教わっています。経済や政治を動かすにはどうするか、といった難しい話に熱心に耳を傾け、帰宅してからはご両親にも話を聞き、理解を深めています。

エデュ:iP classはトップクラスの大学合格という目標があります。学力面についてはいかがですか。

白井先生:入学後に受けたベネッセの模試では、iP classの多数の生徒がSランクでした。Sランクは国立上位校レベルですから、6年かけて東大合格を十分狙える生徒が集まっていると言えます。ただ、生徒には「東大に合格できる学力を持って自分の好きな道へ進みなさい」と伝えています。

教室の壁には生徒一人ひとりの夢が掲げられていました
教室の壁には生徒一人ひとりの夢が掲げられていました


エデュ:授業についていけない生徒が出てきたら、どのようにフォローしますか。

白井先生:こまめに小テストを行い、点数が低ければ再テストをして、理解が浅ければもう一度教え直します。これは昔から変わらない本校の教育体制で、iP classに限ったことではありませんが、iP classはクラスの人数が限られている分、より手厚いサポートができることは間違いありません。

エデュ:受験生とその保護者へのメッセージをお願いします。

白井先生:iP classは世界を舞台に活躍する『世界人財』を育てるために、日本で最も”学んで・体験して・考えて・挑戦するクラス”を目指しています。人間の素地を作る中高校時代に、たくさん学び、体験し、考え、挑戦したい子どもや、そうした我が子の考えを支持するご家庭の方に、ぜひ来ていただきたいです。

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iPclassの詳細についてはこちらをご覧ください。

新クラス「iP class」情報公開