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2025/05/02

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郁文館夢学園がユネスコスクールに正式認定されました

 夢教育・SDGs探究・ESDを柱に、持続可能な社会の担い手を育成

2025年4月、郁文館夢学園は、ユネスコ パリ本部より「ユネスコスクール(UNESCO Associated Schools Network: ASPnet)」に正式認定されました。
これにより、郁文館夢学園は国内外のユネスコスクールと連携し、ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)の理念に基づいた教育をさらに発展させていきます。


■ ユネスコスクールとは(文部科学省ホームページより引用)
ASPnet(Associated Schools Network)は、ユネスコの理念を学校現場で実践するために昭和28(1953)年に発足した、国際的なネットワークです。加盟校同士が活発に交流し、生徒間・教師間で情報や体験を分かち合い、地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展が目指されています。15か国33校からスタートしたASPnetは、その後、世界最大規模の学校ネットワークとなるまで成長し、近年では世界182の国・地域で12,000校以上が ASPnetに加盟して活動しています。
日本では、ASPnetへの加盟が承認された学校を、「ユネスコスクール」と呼んでいます。

郁文館夢学園の取り組みと認定の背景

本学園では、以下のような独自の教育実践がユネスコスクールの理念と合致し、高く評価されました。

1. 「夢教育」による主体性と社会貢献意識の育成

郁文館夢学園独自の「夢教育」では、すべての生徒が「25歳で人生の主人公として輝く」ことをゴールに、将来の夢を具体化し、それに向かって逆算的に行動する学びを行っています。生徒は、夢実現に向け10000時間努力をする「10000時間プロジェクト」や、身近なことからSDGsに貢献する「My SDGs」などを通じ、夢の実現と社会への貢献を両立する力を養っています。

2. SDGs探究を軸としたカリキュラム

全学年を通じて、SDGsをテーマにした探究学習を実施。身近な社会課題や国際問題を自ら調査・考察する力を育んでいます。また、英語やICTを活用して発表する機会を設けており、発表や振り返りを通じて、国際的な課題を“自分ごと”として捉える姿勢を育みます。

3. 国際交流とグローバル体験の充実

郁文館夢学園のバングラデシュ姉妹校「ナラヤンクル・ドリーム・モデル・ハイスクール」と、SDGsをテーマにしたオンライン交流や、現地訪問研修を実施。現地の教育・環境・貧困の課題を肌で感じ、解決の一端を担うプロジェクトを企画・実行するなど、深い国際理解を育んでいます。加えて、カンボジアでの研修も実施しています。

4. 「夢×39(サンキュー)ウォール」などの学内ESD実践

夢教育とSDGsをかけ合わせた郁文館夢学園のエントランス(通称:夢学園共創ラボ)が1月にリニューアル。夢学園共創ラボ内にある「夢×39ウォール」では、生徒が日々の感謝や挑戦の決意、社会への思いを可視化し、仲間や教員と共有。自他を尊重する意識を高めるとともに、持続可能な関係性を築くための価値観を育成しています。

今後に向けて

今回のユネスコスクール国際認定は、郁文館夢学園のこれまでの取り組みが、世界水準の教育理念と合致していることを示すものです。今後は、国内外のユネスコスクールとのネットワークを活用し、グローバルな連携や共同プロジェクトをさらに展開してまいります。
私たちは、これからも「夢教育×グローバル教育×SDGs教育(ESD)」を融合させた独自の学びを通じて、持続可能な社会を創造する未来のリーダーを育ててまいります。

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