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2016/05/27

中学2年生 心理教育活動報告 

中学2年生 心理教育

第1回「幸せって何?」

第2回「気持ち(感情)と仲良くなろう」(A・C組)・「意見が違ったときどうする?」(B組)

 

中学2年生に実施した、第1回と第2回の心理教育について報告します。第1回目は426日、第2回目は567日に、スクールカウンセラー鈴木が行いました。

 

自己理解・他者理解を高めることをねらいとした心理教育の第1回目は、「幸せって何?」というテーマでした。授業の主なねらいは、①「幸せ」の意味と重要性を理解する、②自分やクラスメイトにとってそれぞれの「幸せ」を知ることによって自己理解、他者理解を深めることでした。そのために、①自分にとっての「幸せ」を振り返り、クラスメイトと共有する、②哲学者や先生方による「幸せ」についての名言から学ぶ、③「幸せ」には「気分が良い幸せ(ヘドニック)」と「成長する幸せ(ユーダイモニック)」の2種類ありどちらも人生には大切であることや、心理学の研究からわかった「幸せ」の重要性について知る、という活動を行いました。

 

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2回目は、クラスの状況に応じたテーマで行いました。AC組は、「気持ち(感情)と仲良くなろう」というテーマでした。これは、「感情教育」と言われる内容の授業で、自分の感情に気づいたり言葉に出来ることがメンタルヘルスの維持や他者とのコミュニケーションの基本となるため、感情について知り表現できることは、真の意味での「豊かな人生」には欠かせない知識でありスキルとなります。授業の主なねらいは①自分が、ポジティブな気持ちになる時、ネガティブな気持ちになる時について、どんな時に起こるのか、そのときの感情はどのようなものかを振り返る、②自分をポジティブにするための「ポジティブ感情スイッチ」を考える、というものでした。B組は、「意見が違ったときどうする?」というテーマの授業を行いました。これは、意見が違った時に、自分の意見を言わなかったり、相手の意見を否定するのではなく、お互いの意見の良いところを見つけ、折衷案を考えられるようになることをねらいとしました。


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生徒に実施した事後アンケートでは、第1回目は、98%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」と答え、100%の生徒が「幸せ」について授業前より理解できたと答えてくれました。第2回目は、100%の生徒が「興味を持って授業を受けた」「授業は役に立った」「ポジティブ感情を増やそうと思った(AC組)」「授業で学んだ方法を自分でもやってみようと思った(B組)」と答えていました。

 

自由記述欄には、第1回目は、「幸せには2種類あり、この2つをバランスよくしなくてはならない事がわかった。いつもは目先の幸せだけであったかもしれないので気をつけたいと思った」といったような、これまでの自分自身の「幸せ」の捉え方が変わったという意見が多く見られました。第2回目は、AC組は、「私はネガティブになりやすいので、今日はとても貴重な授業だった。ポジティブになれる方法もたくさん習ったので、今後たくさん取り入れてポジティブ感情を増やしていきたい」「自分がよく感じている不安や心配が自分だけが感じているものじゃないとわかって少し心が軽くなった気がした」といった意見がありました。B組は、「グループワークで皆で話し合えたのがよかった」「修学旅行の準備では、意見を話し合わなくてはいけないので、すごく役に立った」という意見がありました。

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