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2013/04/16

グローバル高校3年生対象 裁判傍聴ツアーを実施しました

  

329日(木)に、グローバル高校生29名が、東京地方裁判所へ裁判員裁判を傍聴しに行きました。

 

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傍聴後は学校に戻り、引率して頂いた裁判員ネット代表理事で弁護士の大城氏と坂上氏から事件の解説授業を受けました。

 

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解説後、裁判の気づきをまとめ司法のあり方を考えるグループディスカッションを行いました。全てのグループにて、積極的に意見交換が行われていました。

 

 

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生徒からプレゼンテーションでは

「裁判員によって被告人の人生が決まってしまうのは彼らの精神を圧迫していると思う。裁判員の精神的ケアに対する議論をすべきだ」

「自分と年が変わらない人間が罪を犯すことが、私には理解できない。しかし、そんな理解できないことがこの世の中で起こっている事実はしっかりと心に留めておかねば、司法や政治を本当に理解できないのだと思う」など、深い洞察に基づいた意見が数多く出ました。

 

 

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生徒達は、現実の裁判を体験し考えるワークを通して、教科書の内容以上の深い学びを得ていました。

 

 


■体験後の生徒の感想(抜粋)

・はじめて裁判を自分の目で見て、その重要さを実感しました。人の人生が決まる場所にいていいのかという抵抗もある反面、一度見たからには最後まで見届けたいという思いもありました。何が真実かを判断するのは難しいのだと改めて実感じ、裁判員になったとき自分はきちんと判断できるか正直不安になり、準備をしたいと感じました。

・裁判員の制度について考えさせられました。殺人などに関わったことのない人たちが事件についての判決を下すことは正しいことなのかと考えた結果、責任を持って参加することにとても大きな意義があるのだと思いました。裁判という場所は、私たちにとって遠いけれど別世界ではないと感じました。

・裁判員になった気持ちで自分なりに被告人・被害者の人生や自分なりの判決を考えていて、とてもよい経験になった。判決一つで人生が変わるという場所で、自分の身で感じた緊張感を忘れないためにも、また参加したいです。

・私の将来の夢は家庭裁判所で働くことなので、裁判所の空気というものを味わえたということが夢への大きな第一歩だと感じました。また、被告人が目の前にいるということで事件というものがすごく身近に感じられて緊張しました。

 

裁判員制度は実施からまもなく4年が経過します。これまでの裁判員候補者の累計は127万人以上にのぼり、実際に裁判員を経験された方は約3万人に達しています。もはや裁判員制度は他人事ではなくなりつつある一方で、そのことを私たち市民が実感できる機会が非常に少ないのが実状です。

 

法教育・司法教育の必要性が叫ばれて久しい昨今、都内の多くの学校がまだ対応できていない中で、郁文館グローバル高校では社会科体験学習の一環として引き続き実施して参ります。

 

文責 社会科 藤井

 

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