2009/07/14

命の連鎖

 今年から中学校2年生は北海道のせたなに修学旅行に行きます。せたなでは第一次産業に触れ、命の循環について学んでもらいたいと思っています。

 

 先日、修学旅行に先立って、私がその命の循環について生徒たちに話をしました。せたなにはワタミファームがありますが、そこで現実と向き合ってほしいのです。つまり、ファームで実際に自分たちが普段食べているものを自分の目で確認してもらいたいのです。野菜の収穫をしたり、苗を植えたりします。帆立貝を水揚げする場面を見ます。鶏や牛も見ます。植物、動物の命の犠牲の上に私たちの命が成り立っていることを意識してもらいたいのです。それが意識できれば、食事を取るときに「いただきます」、「ごちそうさまでした」と礼儀正しく挨拶ができるようになりますし、食事を取ることができて、ありがたいという感謝の念が自然と沸いてくると思います。命の循環と感謝の念、しっかりと心に刻んでください。

 

 そして、さらに、命については伝えておきたいことがあります。人には絶対に逃げられない二つのことがあります。まずは、人生は一度しかないということです。命が尽きたときに人生が終わります。何度も人生はやり直せません。次に人は祖先を30代までさかのぼると計算上では10億人を超える人のDNAがその人自身に関わっていることが分かっています。一度しかない命、そしてこんなに多くの人が関わっている命を簡単に捨てる権利は私たちにはありません。日本は自殺大国だといわれていますが、命を粗末にせず、生き抜いてください。どうか、自分の命を大切にしてください。


理事長 渡邉美樹

 

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