SDGs委員会
第4回SDGsユース
10月28日に「第4回SDGsユース」が行われました。岡山大学学長特別補佐 小村俊平様、
岡山大学副学長(特命 海外戦略担当)横井篤文様を中心に全国の高校生と一緒にオンライン会議を行いました。
本校からはSDGs委員会の生徒2名が参加をし、有意義な学びを得ることができました。
横井先生と岡山大学の学生がOne Young World Summit in London 2019に参加してきて感じた
世界の空気感を私たちに伝えていただきました。世界の熱量を感じることが出来ました。
以下、参加した生徒の感想を記載します。
私はゲスト講師の横井先生がしてくださった『SDGsはコインの裏と表』ということがとても印象的でした。
横井先生曰く、『SDGsは平和構築を例に取ってみると、人権がコインの裏で、Sustainabilityがコインの表だとし、
もしどちらかが欠けてしまったら平和構築は実現されず、SDGsの達成にもつながらない』ということでした。
だからSDGs達成には常にSustainabilityと何かが不可欠ということを学びました。確かにこの話を振り返ってみると
男女平等にしても貧困にしても完璧に解決する方法にはSustainabilityが不可欠で、そしてそれぞれの課題に合わせたものも必要だということに気付かされました。
最後に、質疑応答の際に、郁文館で実施しているプラスチック袋使用禁止の話とそれによって生じた課題について
横井先生に質問させていただきました。そこで返ってきた答えは、『日本はとても遅れている』ということでした。
日本では最近やっとプラスチックストローの問題や袋の問題が言われるようになり、解決をするための商品が浸透してきたというのに、
世界を見てみるとそれは常識となっているということを知りました。グローバル社会と言われる現代において日本は国内だけでなく、
海外に目を向け、自分たちの行動の遅さに焦るべきだと思いました。
郁文館では、11月25日(月)~30日(土)をSDGsWeekと決め、身近なところからSDGsについて考える取り組みを行っていきます。
プラスチックバック袋に関する呼びかけだけでなく、校内展示等で意識を高めます。
SDGs Street ~SDGs教育日本一への道~
『SDGs教育日本一』を目指す郁文館は、生徒にSDGsに対する興味・関心を醸成する為に校舎1階をSDGsストリートと名付け、様々なモニュメントを設置しました。
生徒は登校時に必ずこのSDGsストリートを通って自分たちの教室に向かいます。
本館1階入り口の目の前にはSDGs17項目のパネルがあり、17の目標のパネルをめくると世界が抱える問題について書かれています。
こちらの【目標4 教育ブース】では、郁文館の姉妹校があるバングラデシュの黒板や教科書を展示しています。
(展示の黒板や机は実際に使用されていたものをバングラデシュから運んできました)
また、SDGsに関連する書籍を17の目標別に並べており、お昼休みや放課後時間には生徒が足を止め、興味のある書籍に手を伸ばす姿が見受けられます。
このようにSDGsストリートを通じ、生徒をはじめ、学校説明会に参加された受験生にもSDGsを知っていただくスポットになりました。
是非、学校に訪れた際は、このSDGsストリートにお越しください。
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